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炭について知る

手軽に扱えないのが薪炭の火の魅力 火に対峙する“時間”を楽しもう
火の着け方には、さまざまな方法やテクニック、道具があり、正しい方法があるわけではありません。場所の状況や燃料の状態によっても変わってきます。ここでえ紹介するのは、ベーシックな方法のひとつです。

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野外での焚き火の場合

 

 焚き付け(新聞紙や牛乳パックなどの紙、落ち葉や乾燥したマツボックリなど着火しやすいもの)、さまざまな太さの薪、消火用の水を用意する。
 焚き付けを置き、その上に細くて燃えやすそうな薪を重ねる。
 焚き付けにマッチやライターなどで火を着け、細い枝に火を回す。風がなく火が着きにくい場合は、うちわや火吹き竹などで空気を送り、火勢を強くする。逆に風が強すぎる場合は、身体や手で風をさえぎって火種を保護する。
 細い枝に火が回ったら、炎の状態を見ながら多い被せるように太い薪を乗せていく。 このとき、山型に薪を積むと炎が一点に集中し、煮炊きに適した火となるが、薪がすぐに燃え尽きてしまい燃料に無駄が多くなる。一列に隙間なく薪を積み、余分な空気を入れないようにするとたっぷりとした熾火をつくることができる。
 撤収の2〜3時間前には薪を加えるのをやめ、できるだけ燃やし尽くして灰にする。焚き火跡をかき起こしながら全体にまんべんなく水をかけ、焚き火跡に手を当てても熱くないくらいになるまで完全に消化したら、灰や燃えさしを生めて焚き火の痕跡を消す。
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七輪などで炭を家庭で使用する場合

 

 火起こし器に炭を入れ、ガス火にかける。炭はガスの火から着火するのではなく、火起こし器の底の熱で着火する。木炭の半分が赤くなれば十分着火した状態となる。カセットコンロは、ガス容器が加熱されて危険なので、炭火の着火には使用しないこと。
 火の着いた炭を七輪の一箇所に集め、そこにあらたな木炭を追加する。
 炭全体が赤くなったら七輪全体に広げてしばらく放置し、炎がおさまり全体に灰をかぶるまで待つ(灰をかぶった状態が、もっとも赤外線を放射する)。この状態になるまで、着火から約1時間が目安。
 バケツに張った水の中に炭を入れ、火を消す。この炭は、十分に乾燥させれば次回も使うことができる。または火消し壷や密閉できる容器に炭を入れ、空気を遮断して火を消す。この方法は消化に時間がかかるので、確実に熱が取れるまで安全な場所に保管しておく。
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当然ながら、そこが火を焚いても良い場所なのかの確認が必要。また、周囲に燃えやすいものがないかにも、十分に注意すること。なんといっても安全を第一に考えよう。
室内で使用する場合は、十分に換気をするようにしよう。

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