多くの祭礼・行事には「火」はつきものであり、重要な役割を担っています。京都各地の火を使う祭礼や行事の中でも、大きな火を焚くもの、火が主役のもの、松明や護摩木など森林バイオマスを焚くものの情報をまとめました。PDFファイルの地図上の?マークをクリックしていただければ、情報が表示されます。
なお,新春の「とんど」、夏の「虫送り」や「松上げ」、お盆の頃の「送り火」、秋 の「火焚祭」などは、各家庭、町、地域、社寺でそれぞれ、形態などに多少の違いがみられながらも受け継がれているものが多いため、いくつかの例に限りました。
また,この他にも多数の祭礼・行事が存在すると思われます。正式名称や催される月日は資料により異なっていたものもあり、必ずしも正確ではないことをお断りしておきます。
京都府内の火の祭りを多角的に調査した内容は『京都・火の祭事記』にまとめられています。