2007年5月12日
久々の理想の森の活動は最高の天気に恵まれました。新入生も来てくれてますますにぎやかな雰囲気です。
今日のミッションは念願のピザ窯作り。今までは、ピザ窯ってどうやって作るのか難しく考えていたために、なかなか動き出せませんでした。しかし、今日作ったピザ窯は簡単につくれる上に、できたピザの味もとても良かったです。自分達でつくったからなのか、薪が素材の味を引き出してくれたおかげなのか、本当においしかったです。山主の常次さんと清美さんにもピザを味わえてもらえて良かったです。
午前の残り時間は、バイオマスの森の散策です。あまり時間はありませんでしたが、森林調査の準備も兼ねて樹木識別の練習をしました。
午後は、林内に放置されている間伐木を引っ張り出す作業を行いました。手ごろなものが斜面の上部にしかなく、運んでくるには一苦労でした。木の重さと林内の涼しさ、斜面作業の危険さなどいろいろと感じるものがありました。このスギヒノキ林から間伐材を出してくる作業を頻繁にしているので、ここにシュラを設置して楽にすばやく、木材を出せればなあとひしひしと感じました。
(横山直人)
ピザ窯設置のために設置場所を平らにします。
平らになった後は、地面にコンクリートブロックを敷きます。
天井には金網をのせて、その上からコンクリートブロックを置き、囲った空間を作ります。これで完成です。あっという間でした。
ピザを焼くためには、まず窯の中で薪を燃やします。今回はスギヒノキの間伐材を用いました。よく燃えて窯の温度は充分上がったようです。
こちらはピザのトッピングを行っています。齊藤さんがピザの生地やトッピングの材料など全部準備してきてくれました。ありがとうございます。
トッピング終わったら窯の中に入れ、少し隙間をあけてブロックでふたをします。そして、1分ほど待ちます。
すると、こんなふうにおいしそうなピザが出来上がりました!
「いただきま〜す!」さっそく試食です。薪で焼かないと本物のピッツァとは言わないらしいです。
お昼ご飯の前に、腹ごなしも兼ねて、バイオマスの森を歩きました。写真は、3月に植林したところです。春になって、道がはっきりと見えるようになりました。
写真は雲ヶ畑から帰る途中で見た藤の花です。雲ヶ畑のあちこちでこのようなきれいな景色を見ることができました。