森林バイオマスの普及啓発と利用促進を目指して、2002年6月より活動を始めた薪く炭くKYOTO(しんくたんくきょうと)の第6回勉強会ではネパールからの留学生で京都大学大学院工学研究科のリジャル・ホム・バハドゥルさんに、ネパールの薪の利用についてお話していただきます。 リジャルさんは薪の消費量と室内の温熱環境、空気汚染等について研究しておられ、この1月にはネパールの一つの村に実際に改良型薪ストーブを導入するプロジェクトをはじめられたそうです。
ネパールは、面積は小さいながらも亜熱帯から寒帯まで気候の変化に富んだ国です。 気候帯や民族で異なる伝統的な住まいが見られ、気候風土と薪消費量には大きな関連性があります。 そういった話をポスター,研究資料とスライドを豊富に交えながら説明していただきます。
日本でのバイオマス利用を考える上でも非常に面白いお話をしていただけると思いますので、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。