2005年3月12日
今日は朝早くは少し青空も見え、天気予報では雪マークも出ていたのですが、なんとかなるのではないかということで、作業をすることになりました。しかし、雲ヶ畑に入ると雪がだんだん強くなってきて、バイオマスの森にたどり着いたころには、かなり雪が強い状態でした。そこで、屋根があるところで、たき火をしながら、バイオマスの森の紹介をして、クヌギ・コナラの説明が載ったプリントを配り、参加者の方が1人ずつ自己紹介を行いました。
その後、班分けをして、せっかくここまできたということで、午前中のみ作業をすることにしました。そして、まず、指導者の方に植林の際の注意点とデモンストレーションを行ってもらいました。それから、各班ごとに地ごしらえ&植林作業を行いました。しかし、途中で雪がかなり強くなってきて、寒さも厳しいので、1人1本ぐらい植えた11時ごろに作業を終えました。足先がかなり冷たく、土が湿っているので、服が泥だらけになり、足もとられました。いばらもたくさん生えていて作業しづらかったです。
お昼にはダッチオーブンで野菜スープを用意していたので、みんなでたき火を囲みながら、食事をしました。ダッチオーブン料理はとてもおいしく、体が温まりました。(そのときには、雪もやみ、一瞬青空も見えました…。)12時半頃には解散しました。寒い中だったので、参加していた方々は非常に厳しい作業だったと思います。
これにこりずに、また天気が良いときにみんなでわいわい話しながら作業ができたら良いなと思います。今回は特に新しい人たちもたくさん来ていたのでいろいろお話ができたらもっと楽しかったのになあと思いました。参加者のみなさん本当にお疲れさまでした。
(横山直人)
指導者の方から広葉樹の植え方について教えてもらっています。今回はまず、植える周辺を地ごしらえ(整地)してから、直径40センチ、深さ30センチぐらいの穴を掘ります。苗の間隔は3mです。植樹する樹種はクヌギ・コナラです。クヌギの根はゴボウのようでした。また、カシなどの利用価値のある樹木は伐らずに残します。
雪が降る中、説明を聞く参加者のみなさん。雪で遠くが見えないほどでした。しかし、雪はときにはやんだりもしました。
全部で5班に分かれ、1班3人〜4人で作業を行いました。全員で植えた本数は13本で1人1本も植えれませんでした。残念です。土が湿っていたり、イバラが痛かったりして作業の妨げになりました。ここで雪が激しくなってきたので、下山しました。この様子を見て分かるようにすごい雪でした。
寒そうな参加者のみなさん。3月でも雪が降るとは…。山はあなどれません。しかし、今日は出町柳周辺でも少しは雪がちらついたようです。寒い…。
ダッチオーブンで野菜スープをつくる様子。野菜スープは初めての試み。うまくいくのでしょうか?火はやっぱり暖かいです。
天気もちょっとよくなって、野菜スープも完成。たき火を囲んでみんなでスープを食べました。味はなかなかおいしかったです。体も温まりました。
今回は参加者が17名ということで、とてもにぎやかでした。天気がよければ、もっとゆっくり話せてよかったのですが、残念です。次回は、良い天気で作業ができますように!みなさん、寒い中大変お疲れさまでした。楽しんでもらえたでしょうか?あっ、1人目つきが悪い人が…(笑)