2005年3月26日
今回は前回、前々回と違い、良い天気。しかし、バイオマスの森に集合すると、ポツリポツリと雨が…。「もしや、また…」と思いましたが、作業ができるぐらいの雨でした。9:30に集合してから、それぞれの自己紹介と植林作業の簡単な説明をしました。
その後、植林する場所まで移動し、仮植えしてある苗木を土から掘り出し、指導者の常次さんに、最初に1本植えてもらい、植林方法を説明してもらいました。そこで、問題になったのがごぼうのような長い根でした。このまま植えてしまうと、大変深く穴を掘らなければならず、作業効率が悪いので、根を適当な長さに切って植えることになりました。そして、6グループに分かれそれぞれ10本ずつ苗木を持ち、横一列になって、作業を開始しました。
私が担当した場所はほとんど地ごしらえをしなくて良いところでしたが、石がとても多くそれをどけるのに苦労しました。作業地は全体的に石が多く、上下作業になると落石が危険でした。また、みんな作業スピードが違うので、自分が持ってきた苗木を植え終わった人は、他の人の植林を手伝ったり、どんどん新しい苗木をとってきて植えたりしていました。そうして、作業開始1時間半ぐらいで残っていた87本を植え終わりました。予想以上に早く終わり、ほっとひと安心しました。作業のきりがよく、12時も近かったので、それからお昼にしました。
お昼はもう恒例?となったダッチオーブン料理の他にも、記念すべきバイオマスの森の初植林を祝う「植樹祭」と題して、鹿肉や焼き魚などとても豪華な食べ物を久保さんからいただきました。とてもおいしいお昼ご飯となりました。ありがとうございます。
午後からは鹿ネット班、植林した樹木に目印を付ける班、地ごしらえ班の3つの作業班に分かれて作業をしました。私は目印をつける班で、今回植林した樹木以外にも刈らずに残すものにもつけたかったのですが、今回は時間がなくできませんでした。それと、目印にナンバリングもしたかったのですが、できていません。準備不足でした。結局クヌギ・コナラは100本植えたはずなのですが、90個しか目印をつけれませんでした。地ごしらえは、甚五郎さんがすごいスピードでしてくれたため、とてもきれいになりました(下の写真を見てください)。鹿ネット班も思いポールを運ぶ力仕事でしたが大変頑張っていました。そして、1時間半ぐらい作業した後、午後3時ぐらいに作業を終えました。
最後に参加者の皆さんに今日の感想を言ってもらいアンケートを記入してもらい、終了しました。このころにはかなり天気は安定して良い天気でした。指導者の常次さん、清美さんには3月中は特に植林のことで心配をかけ、様々な面で助けていただき大変感謝しています。ありがとうございます。また、参加者の方々にも準備不足や作業を進める上で心配をおかけしましたが、けがなく、楽しんで作業をしていただいたようで、とても感謝しています。次回のバイオマスの森のときもぜひご参加お願いします。
(横山直人)
自己紹介と作業の説明の様子。やっと作業ができる天気になりました。でも、小雨…。
まずは、常次さんに実際に植えてもらいながら植え方を説明してもらっています。根がごぼうのように長いので、根切りをして植えることになりました。
とぐわで穴を掘っているところ。石がごろごろする上に、斜面が急なので、はじめて山仕事をする人は、なかなか大変だったと思います。私も、杉良では3年作業をしていますが、なかなかうまくできません。
お昼はなんと鹿肉がでてきました!鹿肉の炭火焼。とてもおいしかったです。今日はバイオマスの森の植樹祭です!鹿はこのあたりにもたくさんいます。私も、バイオマスの森で見たことがあるくらいです。
お昼の休憩中に穴を掘って簡易トイレを設置しました。中に入った感じはなかなかよかったです。作業地からは50メートルほど離れたところにあります。
午後は植林したクヌギ・コナラに赤い目印をつけました。また、周辺のとげがある植物などを刈り、地ごしらえしました。本当は地ごしらえしてから植林ですが、今回は周辺だけ刈って植える方法をとっていました。しかし、もっと周辺を刈った方が今日植えた苗木がよく見えすっきりし、気分がいいということもあり、あとから地ごしらえをしました。
上半分が植林して地ごしらえしたところ。下半分がまだ手をつけていないところです。地ごしらえで刈ったいばらなどがかたまってくっきりと線をつくっています。
この斜面が今日作業をした斜面です。周りに鹿ネットを張る予定です。みんな作業を終えるとこの斜面を眺めながら、下に降りて行きました。
最後に集合写真。参加者の皆さん作業お疲れさまでした。またぜひ作業に来て下さい。