2005年6月12日
天気予報では雨だったにもかかわらず、晴天に恵まれました。”よっこんの日頃の行いが良いからやね”(by渕上さん)作業内容は小屋作りと燻製卵づくり、間伐体験です。
小屋作りの方は、(以下吉野さん談)、当初は”柱と杭が立てられればまぁよし”と思っていたのが、壁まで(半分ほど)できちゃいました。まずは柱を立てるための穴掘りですが、まっすぐに穴を掘るというのが難しかったです。勘を頼りに50cmほどの穴を四隅にこさえました。勢いあまって90cmほど掘ってしまった方もおられたようですが(笑)、皆さん勘のよく働く方々だったようで、一番難儀なこの作業が小一時間ほどで終わり、順調な滑り出しでした。
続いて柱を立て、梁をわたす作業ですが、小屋作りのキーポイントはやはり”水平”で、高さが合わないと柱の先を削って調整しました。安芸さんのideaにより、ペットボトルを横にして、その水面から水平感覚を得つつ、作業をすすめました。
何といっても、これほど作業がはかどったのは常次さんと吉川さんの総指揮のおかげです。ありがとうございました。
私と金沢くんの新入生二人は、常次さんと倉田先輩のご指導のもと、午前は間伐、午後は中尾さんと市崎さんに教えて頂いて皮むきをしました。
私はどちらも初めての体験でした(山に来ること自体が初めてだったのですが)。木を切り倒すのは、斧の扱いが難しいなぁと思いました。振り下ろすときには力を抜かなくてはいけないけど、その延長線上には自分の足があって、力加減が難しかったです。もっと切り倒してみて、早く扱いに慣れたいです。
皮むきは、むけ始めるときれいにむけて、快感でした!むいた木の地肌は美しく、木ってみずみずしいんやなぁと思いました。
小屋作りの柱を打つ音が響く中、時折鶯の声を聞きながら、山での作業はとても気持ち良かったです。
最後に、指導して頂いた常次さん、吉川さん、他皆さん、ありがとうございました。清美さん、お赤飯とてもおいしかったです!ご馳走様でした。皆さん、お疲れさまでした。
(上田茉由)
梅雨の時期で天気が心配されましたが、無事いい天気になりました。今回は前回作業の間伐材を使って、小屋作りをします。ここが、小屋を建てる場所です。まずは、小屋の柱を立てるために穴を掘っています。
穴は深さ50〜60cmです。こんなふうに、人が入れるぐらいの大きさです。作業開始1時間ぐらいで、6つ掘りました。
こちらは、小屋とは別の場所です。ここでの作業は、柱の先をとがらせる、杭(壁の丸太をはさむためのもの)の玉切り、柱・杭を焼く、料理(燻製卵など)です。
土と触れる部分は腐りやすいので、焼いて腐りにくくしています。さらに土と空気が触れるところは特に腐りやすいので、しっかり焼いてやります。
穴も掘り終わり、柱も準備ができ、次は、いよいよ柱を立てます。柱は3mぐらいあって1m打ちこみます。しかし、なかなか打ちこめず、70cmぐらいであきらめざるをえませんでした。脚立は2mぐらいあって、上に登るとけっこう怖いです。
その後、穴の中に大きな石をつめて土を穴に戻し、丸太で叩いて固めました。これで柱が1本立ちました。午前中は、柱を2本立てるところまでで終了しました。
お昼を食べる参加者の皆さん。実は、燻製卵は黒焦げになりました。しかも、ちょっと塩辛かったです。この前は上手くいったのに残念。燻製チーズもうまくできず、研究が必要だと感じました…。
小屋建設記念ということで、清美さんが赤飯を作って下さいました。めちゃくちゃおいしかったです。見た目もこんなにおいしそうでした(写真を見てのとおり)。赤飯の他にもいろんなおかずをごちそうになりました。本当にありがとうございます。
1時半ぐらいから午後の作業を開始しました。このように、柱が4本立ち、梁がのりました。手前側の柱が奧よりも低くなるようにして、屋根に勾配をつけてやります。手前の柱の下を切って、調節しました。これで雨水がうまく流れてくれるはずです。
2つ目の梁もかけおえ、次は、丸太の壁をはさみこむための杭を打ちこむ作業を開始しました。丸太の壁ができると、かなり小屋らしくなってきました。ログハウスのようです。
こちらは、今日間伐した材の皮をむいているところ。前回の間伐材だけでは、小屋の完成には足りませんでした。初めて皮をむくと本当に感動します。
山から小屋を建てる場所まで、木を運んできます。なかなかの力仕事です。伐ったばかりの木と1ヶ月置いた木では、全然重さが違います。木が水をとてもたくさん含んでいることを実感できました
小屋の壁もちょっとずつできてきました。しかし、ここで時間が終了。今日の作業はここまででした.なかなか力仕事で疲れたと思いますが、予想以上に作業がはかどり、こんなに立派なものが建ちました.
大きなケガなく作業が終えられ良かったです。参加者のみなさんお疲れ様でした。そして、指導者の常次さん、ありがとうございました。清美さん、お昼ごちそうさまでした。