2005年7月9日
今日は、3月に植林したクヌギ・コナラ林の下草刈りを行ないました。植林したこ ろに比べると、斜面はかなり緑色に覆われていました。
まず、参加者の方々に自己紹介をしてもらった後、作業地に移動し、指導者の常 次さんに実際に見本を見せてもらいながら、作業上の注意と説明をしていただきまし た。
斜面の下から下草刈りを始めました。斜面の上半分ぐらいに、クヌギ・コナラを 植えているのでそこまでたどり着くのが一苦労でした。上まで行く道を作るために、 雑草を刈りながら、急な斜面を登って行きました。
クヌギ・コナラ以外にもカシ類やきれいな花が咲いている木、背の高い木、個人 的に好きな木などは、クヌギ・コナラの成長の妨げにならないなら残してやります。 そういった木には、赤いテープをつけていきました。
いろいろな種類の木があるので、よく知っている人に、「これは何ですか?」と 聞きながら、ゆっくりと下草刈りを進めていきました。
下草の量はそんなに多くないのですが、地ごしらえをせず植林をしているので、 足場が悪く、作業はなかなか困難でした。地ごしらえの重要さを実感しました。
午前中で、ほぼ植林した斜面の下草刈りは終了しそうでした。ちょうどそのこ ろ、転んで鎌でケガをした方がいたのと、雨が強くなってきたので、作業を終了しま した。ケガは、応急処置ができていて、大したことはないということでした。救護に あたってくれた皆さん、ありがとうございました。
お昼はそうめんと清美さんが作っていらっしゃる野菜の天ぷらを食べました。と てもおいしかったです。いつものことですが、指導者の常次さん、清美さんには大変 お世話になり、感謝しています。ありがとうございます。
(横山直人)
最初に参加者全員自己紹介をします。今日は午前中はなんとか雨が降らないという予報でしたが、どうなることやら…。
今日の作業は、クヌギ・コナラの下草刈りです。常次さんから下草刈りのときの注意事項について説明をしてもらっています。蜂もいるのようなので、要注意です。
横一列になって、下草刈りをしていきます。上下にならないことが山仕事の基本です。植林したクヌギ・コナラのための下草刈りですが、他の木については、何のを残して、何を刈るかは、今回は自分次第です。なかなか悩みます。
クヌギを発見!間違えて伐らないように事前に赤いテープをつけています。これがないとうっかり雑木といっしょに刈ってしまう事が多くなります。
作業地全体の様子。植林してあるのは100本ぐらいなので、そんなに広くはありません。今日は、植物をじっくり見ながら作業を進めていきました。
日が照っていないのでまだよかったのですが、随時休憩をとります。休憩中には水分補給、鎌研ぎを行ないます。
周りの雑木を伐って、コナラが元気良く育つようにしてやりました。なかなか順調な成長をみせていて、とてもうれしかったです。
午前中で、ほぼ作業は終了し、一番上の作業道のところまできました。お疲れ様でした。
お昼を食べるために火をおこしています。ベテランのメンバーは火をつけることにけっこう慣れているようです(初めてだと意外と苦労します)。
こちらは、天ぷらを作っている様子です。これはガスに頼りました。野菜は雲ヶ畑のもので、とても新鮮でめちゃくちゃおいしかったです。
さきほどの火はそうめんをゆでるのに使いました。そうめんもおいしかったです。その他にも、清美さんからキュウリもみや豆の煮物、うめしそおにぎりなどをいただきました。ありがとうございます。
ご飯が食べ終わった人は、スギの皮をむくためのへらを作っていました。これは、薪く炭くKYOTOの学校プロジェクトで使うそうです。
全部で12本ぐらい作りました。しかし、常次さんがもう少し使いやすいように手直ししてくれるそうです。ありがとうございます。
お昼になると、すごい勢いで雨が降ってきました。今日は、けががあり残念でしたが、作業はほとんど終える事ができました。次回からはより気をひきしめつつ、楽しく作業がしたいです。