2006年3月21日
この斜面に今年も苗木を無事植えることができました。まだまだ合計しても200本ぐらいですが、ちょっとずつ森づくりが進んでいます。森林バイオマス利用の森として今年度は、間伐材で小屋を作ったり、薪炭でご飯を作ったり、薪割りをしてストーブの薪をストックしたりと楽しい活動ができました。その他にも、どんぐりを拾って苗木を作り、子供たちと一緒に森林の大切さを勉強しました。自分の家の軒下にあるどんぐりも春を察知して根を伸ばしています。命の力はすごいなあと実感しました。
これからも、森の恩恵をうけてバイオマスの森でいろんなことを楽しみながら学んでいけたらいいと思います。作業日記というよりは今日感じたことになってしまいました…。
(横山直人)
少々の雨にたたられたが100本全部植えられたのはよかった。3〜4年後を楽しみ に。ケガなく何より山掃除してあるので下刈等、今後は作業しやすいと思う。
久保常次
バイオマスの森の簡単な説明と作業の注意点を話してるところです。その後、自己紹介をしました。先日の地ごしらえに参加した方も何人か来てくれました
今回植えるのはコナラ70本、ミズナラ30本、クヌギ4本です。けっこう大きな苗木が多かったです。指導者の常次さんから植え方の説明と注意点を教えてもらっています。
そして、作業開始です。植林経験者と未経験者が半々だったため、2人1組になって作業を進めていきました。
先日地ごしらえあったので植林作業は順調に進みました。苗木を植える穴を唐鍬(とぐわ)という道具(「くわ」です)で掘ります。深さは40cmほど。根がスギヒノキと違ってひげ根ではなく、太くごぼうのような根なので、途中で切って短くして植えます。
穴を掘ったら、落ち葉や石を除いた土をかぶせ足で踏み固めてやります。それから今回植える木は落葉樹なのでどれが植えた木かとても分かりにくいので目印をつけました。元気に育つことを願いながらみんな丁寧に植えていきました。地ごしらえしたといっても足場がまだ悪いので移動は要注意です。
お昼はカレーライスを作りました。今回は男性陣で作ったせいか、ちょっと手間どりました。火力がなかなか大きくできなかったのがダメでした。しかし、カレーは無事完成。時間がなかったせいでちょっとだけにんじんが堅めでした。
その後小屋で昼食。この小屋は10人ぐらいでちょうどいい大きさです。毎回の作業参加者も今のところはそれぐらいです。やっぱりいすが欲しいですね。
そうしているとちょっと雨が降ってきたので小屋で雨宿り。参加者の方がもってきてくれたおもちを薪ストーブの上で焼いて食べました。
そして、午後30本ほど残っていた苗木を植えました。写真がその苗木です。昨年はけっこうよく根付いてくれたので今年もきっと元気に育ってくれるでしょう。
これが植林した斜面の様子。伐採した大きな丸太やいばらなど下刈りした雑木が転がっているので歩きづらいです。しかし、これまでの作業でかなり歩きやすくなりました。
最後に植林した写真をバックに集合写真を撮りました。毎年、この斜面の木々の成長が楽しみです。