森林バイオマスの普及啓発と利用促進を目標として,活動を展開している私たち薪く炭くKYOTO は、この度『京都・火の祭事記−伝統行事からみる人と森林資源のつながり−』をテーマに第15回目の勉強会を開催致します。
私たちが生活の舞台にしている京都には、火に関連した祭が数多く見られます。 鞍馬火祭、五山送り火、北山各地の松上げ・・・。 これらの祭では、近くの森林から伐り出してきた木材を燃やすことで、祭の主役である火を生み出しています。 私たちの暮らしから失われてしまった森林利用のあり方が「火の祭」のなかに今も色濃く残っていると言えます。 私たち薪く炭くKYOTO・火の祭事記チームは、この「火の祭」に着目し様々な視点から調査・研究を進めてきました。 この勉強会ではその研究の成果を報告し、かつての森林と人間との関係、そして、これからの森林バイオマス利用のあり方について考えてみたいと思います。 また、当日は大文字送り火を運営している「NPO法人大文字保存会」副理事長長谷川綉二さんをお招きし、皆さまと一緒に意見交換も行いたいと思います。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
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