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薪く炭くKYOTO 第21回勉強会

「京都の里山の歴史と現状」 報告

勉強会写真

開催日時
2004年12月13日(月)19時〜21時
テーマ
京都の里山の歴史と現状
講師
小椋純一先生(京都精華大学教員)
場所
京都市北文化会館・第4会議室
参加者
29名 (スタッフ,講師込)
案内文

 薪く炭くKYOTOでは第21回勉強会として、「京都の里山の歴史と現状」というテーマで、小椋純一氏(京都精華大学教授)よりお話をしていただきます。

 「里山」とは、人との関わりの中で生まれた森林です。ここ京都においても、里山の景観や植生は、時間の経過と共に大きく変化してきました。 その変遷の歴史を追うことで、人々と森林との関係がどのように移り変わってきたのかを見ていきます。 里山利用の歴史を学ぶことで、これからの森林と人々の関わりについて何か新しい発見があるのではないでしょうか。

講師紹介: 小椋純一(おぐらじゅんいち)先生

 京都精華大学教授.これまでは、室町時代の頃の絵図類、初期の地形図や写真などの資料をもとにして、植生景観の歴史的変遷を研究してこられました。最近は、地中の微小な炭片から、過去の植生景観や植生に火が入ってきた歴史という、とても興味深い研究を始めておられます。(京都精華大学ホームページより)

 多くの皆様のご参加をお待ちしております.

薪く炭くKYOTO 第21回勉強会 「京都の里山の歴史と現状」アンケート結果

(回答数 17)

  1. 本日のご感想をご記入ください.
    • 薪炭を利用をされていたかどうかで森林植生が大きく変わることがわかった. 古い文献や写真にて確認ができてよかった.
    • 京都の周辺の以前の山の姿が良く理解できました. 松の山だったのですね.
    • 京都の里山の歴史が非常に興味深く面白かった.
    • 親切に話していただいて,とても聞きやすかったです.
    • 1. 昔の京都の物流が見えて参考になった.2. 比叡山の語源が植物のヒエだとすると縄文(弥生?)時代のことがわかるのでしょうか?
    • 知りたかった昔の絵図が沢山みせて頂き満足です.
    • 本や新聞では,読ませていただいております. 本日直接お話しが聞けて楽しかったです.
    • 炭や薪を燃料としていた江戸時代がどの程度京都周辺の山々に影響を与えていたか知ることができてよかったです.
    • 身近な京都と,里山の歴史を知ることができてとても興味深かった. 絵図や文献について,研究方法への言及も面白かった.
    • 1枚の絵から見方によって様々な情報を得られることがすごいなぁと思った.
    • プロジェクタの光量が弱く,絵図や写真がくっきり見えなかったのが残念だった. 遅れて入ってくる人も多く,椅子をガタガタ動かしまくってた事は,非常に申し訳なく思ってます. 大学講義なら遅刻者締め出しとしたいところでしたが,流石にこういう活動では無理ですな. ともあれ,絵図や史料からの植生の推定について丁寧にお話頂き,面白かったです. 私の専門分野と,手法の比較などして楽しんでました.コンピュータグラフィックを用いたシミュレーションあたりは,私にも手伝えるかも,などと.
    • 京都の近世以降の森林植生の変遷概要が分かって面白かった. 山地中腹以下の待つの低木林について,成因や利用法について,もう少し詳しく知りたい. はげ山の面積の拡大縮小の変遷についてもっと分かると面白いのではないかと思う.
    • 京都の里山の今昔が見えて,とても面白かった. 人の働きかけのあるなしが,山の植生に如実に反映されてきたのだなあと思った. 質問したかったのは,1. 明治期以降の「砂防事業」とは,土砂崩れ防止対策のことですか?だとしたら昔はハゲ山で土も保水力が少なくてそういう被害も多かったのでしょうか? 2. また,その結果草木の利用ができなくなると,人々は困って,肥料をそれ以外の資源に頼るようになったのでしょうか?
    • 普段見かけない東山の図などを見せてもらっただけでもタメになりました. 全員に机がまわると良かったでしょう.
    • 絵図からでも,植生が把握できるというのは興味深かったです. 身近な京都の話でもあり,大変勉強になりました.
    • 以前どこかで聞いたことのある話が多かったが,マニアックな内容は共感がもてた.
  2. 勉強会の案内をどこで知りましたか?
    • 会員より.
    • しんくたんく京都会員(才本さん)からの紹介.
    • 才本さん(京都森林インストラクター会)の紹介.
    • 首謀者一味の一員.
    • 薪く炭くのML(2人).
    • メールの案内.
    • スギリョーのメーリングリスト.
    • カッパ研究会のメール.
    • ホームページのスケジューラーでチェックした.
    • 大学内掲示板.
    • ビラ.
  3. 森林バイオマスに関して,今後勉強してみたいテーマや話を聞いてみたい人などありましたら,ご自由にご記入ください.
    • 最新の森林バイオマス事情,中国炭の状況など.
    • 森林バイオマスの利用 ← 地球温暖化防止の観点で.
    • スギ間伐材のバイオマスエネルギー利用の可能性. バイオマスエネルギー活用推進方策. 今後の里山のあり方.
    • 環境税の動向. 目的税化してこっち方面に配分させる戦略などあれば.
    • 炭焼きしてみたい.
    • 次回の炭の話,楽しみです.特に中国は最近,日本以上の木材輸入国になったと聞いているので. できれば中国の森林や木材受容の状況,それとそれと連動した東南アジアの森林伐採の問題など,マクロな視点の話を聞ければと思います.
    • 関東圏活動団体との比較など,身近に聴いてみたいです.
    • 海外に炭焼きの技術協力を進めている人に話を聞きたい.
  4. 薪く炭くの活動についてご意見ありましたら,お願いします.
    • 京都から情報発信,注目度高いと思う.
    • 選択と集中.限られた資源の中で,如何にして最大多数の最大幸福を得るか.
    • これからもできるだけ応援&参加していきたいです★
    • パンフレットに炭のことがほとんど書いていない. ちょっと悲しい.