野瀬光弘さん(ひのでやエコライフ研究所 研究員)
学部で落ち葉採取による都市近郊林の保全について調べて以来,里山の様々な利用に興味を持つようになりました. 大学院で木くず(オガクズなど)の堆肥化について調査・研究していた縁から,今は廃棄物の処理・利用に関するコンサル会社に勤務しています. 木炭は友人の影響もあって魅力を感じるようになり,今も少しずつ情報を集めています.
日本は,多くの木炭を東南アジアや中国から輸入しています。それは,中国の森林資源の減少をもたらしました.その結果中国政府は,2004年10月に木炭の輸出を全面的に禁止するに至ったのです.これは海外の森林資源を収奪して国内の需要を満たしてきた,私たちの消費形態の問題点といえるでしょう.
一方,国産の木炭が使われなくなった結果として,多くの里山が放置されています. 今まさに,国産の木炭を見直す時を迎えているのではないでしょうか.
この機会にぜひとも,木炭について勉強しませんか?
多くの皆様のご参加をお待ちしております.
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