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薪く炭くKYOTO 第22回勉強会

「木炭生産の歴史とその利用推進戦略の検討」 報告

勉強会写真

開催日時
2004年1月17日(月)19時〜21時
内容
木炭とは何か
木炭生産の歴史
木炭利用に関する制度
木炭利用の推進に向けて
講師

野瀬光弘さん(ひのでやエコライフ研究所 研究員)

学部で落ち葉採取による都市近郊林の保全について調べて以来,里山の様々な利用に興味を持つようになりました. 大学院で木くず(オガクズなど)の堆肥化について調査・研究していた縁から,今は廃棄物の処理・利用に関するコンサル会社に勤務しています. 木炭は友人の影響もあって魅力を感じるようになり,今も少しずつ情報を集めています.

場所
「ひと・まち交流館 京都」2階 第2会議室 (河原町五条下る東側)
参加者
19名 (スタッフ,講師込)
案内文

 日本は,多くの木炭を東南アジアや中国から輸入しています。それは,中国の森林資源の減少をもたらしました.その結果中国政府は,2004年10月に木炭の輸出を全面的に禁止するに至ったのです.これは海外の森林資源を収奪して国内の需要を満たしてきた,私たちの消費形態の問題点といえるでしょう.

 一方,国産の木炭が使われなくなった結果として,多くの里山が放置されています. 今まさに,国産の木炭を見直す時を迎えているのではないでしょうか.

 この機会にぜひとも,木炭について勉強しませんか?

 多くの皆様のご参加をお待ちしております.

薪く炭くKYOTO 第22回勉強会 「木炭生産の歴史とその利用推進戦略の検討」 アンケート結果

(回答数 7)

  1. 本日のご感想をご記入ください.
    • 少し聞きたい内容と違ったのですが,新しい興味が広がりました.
    • 炭の消費量の変化についてみなさん議論していたので,色々知らないことが分かってよかった.
    • オイルショック時の第1次バイオマスブームの中で,どのようなことが行われていたのか,という具体的内容を初めて知ったので興味深かった.地道な地域調査が不可欠,ベースラインとしての木炭消費を着実に増やしていくべき,という意見に共感しました.
    • 産廃としての木材用途に「木炭化」は現状+今後ともふさわしくないのでは?
    • 炭の消費が増えてるという実感がない.Cの流れが複雑でどこを解決したらよいのかわからない. 勉強会のお話事態は面白かったです.
    • 木炭を利用できる余地をさぐって,身近なところに木炭を再び登場させれば,森林に関心を持つ人も増え,普及啓発が進むのではと改めて思いました.
    • 今まで曖昧だった点がはっきりした. 特に数値データが豊富であった.
    • 非常に論理的でわかりやすかったです. また,薪く炭くの「木炭戦略」にも,非常に示唆的だったと思います. 地道な調査に基づく戦略立案,というのは重要だと思いました.
    • 身近な炭の用途,というものが思い浮かばない. たまに火鉢は使うものの,常用する元気はないし....出所の示し具合は流石,と思った.消費量が増えているというのは寡聞にして知りませんでした.消費量が増えつつ生産量が減っているというあたりは,経済的因子も是非知りたかった.「薪はエネルギー源にしかならない」という言われ方には「炭の原料にもなる」なんて言い返したくもなってしまった.炭にすることで失われるエネルギー,付加される価値の評価も,そのうち考えてみたい.
  2. 勉強会の案内をどこで知りましたか?
    • インターネット
    • 友達,インターネット
    • ML
    • 会員から教えてもらった
    • 首謀者一味
  3. 森林バイオマスに関して,今後勉強してみたいテーマや話を聞いてみたい人などありましたら,ご自由にご記入ください.
    • 大気汚染による森林,里山への影響と対策(京都市内高速道路建設など)
    • 環境についてなら何でも.
    • 竹の利用について(竹炭も含めて)
    • 「バイオマスの森プロジェクト」の報告会.
  4. 薪く炭くの活動についてご意見ありましたら,お願いします.
    • がんばってください