2008年11月25日 16:00〜17:00
給湯用ペレットボイラーの見学
↑ペレット保管用のサイロ
↑給油用ペレットボイラー
↑燃焼炉
2007年10月に給湯用のペレットボイラーを野球部合宿所に入れた。ペレットボイラーは日本サーモエナー(タクマ汎用機械と荏原ボイラとの合併による新会社)の新型の温水ボイラーで、主に寮のお風呂とお湯の供給に利用されている。ペレットボイラーは50万kcalであり、自動運転で年間770時間稼動している。ペレットを入れるサイロは農業用のものを用いて、一時保管場所からサイロに入れる仕組みをとっていた。
ペレットボイラーと重油ボイラーの両方あるが、ペレットボイラーを入れてから、予備の重油ボイラーはほとんど使用されていない。ペレットはホワイトペレットを使用し、ペレット成型機メーカーの土佐テックのもので、原料は近くの木工会社から出る端材である。
生徒にはペレットで沸かしたお湯を利用しているということを教えて、環境教育の一環としている面もある。
今後もペレットボイラーを入れていきたいと考えていたが、ペレットと重油の価格の比較で検討していくとのことであった。また、ペレットを用いた自家発電機があれば、導入してみたいとのことであった。
今後、学校や公共施設では給湯用のペレットボイラーは年中利用できるから、普及の可能性を感じた。