↑静岡大の先生のお話
↑交流会の様子
2002年9月7日に設立した「静岡森林エネルギー研究会」は、2006年10月7日をもって「特定非営利活動法人静岡森林エネルギー研究会」として新しいスタートを切った。10時から解散総会とNPO法人の発足会が浜北森林公園森の家で開催され、朝京都市内を出発し、浜松に11時半頃到着し、途中から参加させていただいた。
記念講演として、NPOの副理事長で静岡大学工学部教授の松田智氏より「これからの浜松市の環境政策と森林の利用」と題して、森林エネルギーの重要性と環境面やビジョンについてご講演をいただいた。約20名の会員が参加しており、その後、引き続き会場で交流会が行われた。メンバーは大学の先生から、林業家、森林組合職員、家づくりに関わっている方と多様であり、いろんな方とお話ができて、楽しい交流の場であった。4日間のツアー中にお世話になる方も多数来られていた。
事業内容は、(1)プロジェクト支援事業(行政・企業・市民等との協働で事業の実施)、(2)活用促進事業(産業とライフスタイルの両面から木質バイオマスの開発推進)、(3)森林環境教育事業(講座やフォーラム等の買開催)、(4)ネットワーク事業(情報発信、各団体との連携)の4つの柱である。中でも、ネットワーク事業の今年の計画で、静岡バイオマスマップの作成を予定しており、全国の薪炭キャンペーンや京都の森林バイオマス絵巻づくりのメンバーも作成に協力させていただければと思う。
静岡森林エネルギー研究会と薪く炭くKYOTOは同じ頃に設立し、また同時期に静岡森林エネルギー研究会はNPO法人化し、当会は関連会社ができるなど、新しい発展となった。元代表(現専務理事)の酒井さんと出会った頃を思い出し、出会いとそしていま現在、静岡と京都で共に目標に向かって歩みを進めていきたい。