↑春野プラザ レストラン
↑炭入りポーラス
コンクリートブロック
↑石窯で焼いた 炭入りピッツア
『はるの炭れプラザ』は、地元の建設業者が共同出資し、「すみれの里の炭の力で人にやさしい生活環境を創造します」をテーマに開発した、さまざまな炭グッズを展示、販売しているプラザ。春野町でコンクリートやブロックなどの土木用の資材をつくっている10社の建設販売業者が共同出資した『春野建設事業協同組合』の経営。春野の山から出る間伐材の有効利用と、時代の流れにそった環境型のコンクリート製品をテーマに、さまざまな研究や試みを行い、間伐材で炭をつくり、その炭を練りこんだコンクリート材やブロックを開発しており、森のまち、春野らしくログハウスを主体にしたプラザは、それらのオリジナル炭製品『炭れシリーズ』の展示場である
山間地の建設事業者にとって、公共工事依存体質は全国各地とも同じ。ここ春野でも同じ状況で、経営事業体としての生き残りをかけて、多角経営の一環として地域資源を有効利用する取り組みである。
扱う商品は、「炭れ」の商標登録をした炭シリーズの調湿炭、炭枕、六角ブロック、植生ブロック、炭入り生コンクリートなど多彩。メイン施設のレストランでは、多彩なメニューに中で注目の石窯で焼いた炭入りピッツア・炭入り蕎麦などもあり、炭を生かした取り組みは「炭のテーマパーク」でもある。
施設はログハウスで作られているが、フィンランド製の輸入品であった、惜しむらくは国産材で造ってほしかった。