竹沢 玲子さん
竹沢玲子さん
竹沢さんの炭窯は、京都市内にきれいな水や空気を流してきてくれる「美山町」の森の中にあります。竹沢さんは15年前、「炭焼を後世に伝えたい」「田舎の人が働く場を作りたい」「使われない木がもったいない」という思いから炭焼きを始めました。修行の末、難しい備長炭を焼く技術も身につけられました。
竹沢さんのおうちには、おくどさん、囲炉裏、五右衛門風呂があり、ヤギも飼っています。実生活も、自然と向き合う暮らしをされています。
森年弘さん(ワシタカ工芸)
森年弘さん(ワシタカ工芸)
京都市北区鷹峯に、家具工房「ワシタカ工藝」を構える森さん。地元のスギ・ヒノキを使った椅子を中心に家具全般を製作されています。毎月25日、北野天満宮(京都市北区)の市「天神さん」にも出店されています。
「木を使わせてもらった分、山に還元できれば」という想いで、同市北区雲ヶ畑にて森づくり活動「理想の森プロジェクト」に参加されています。家具販売を通じて、一緒に山へ入る仲間も募っています。
二宮 幸司さん
二宮さんには、京都ペレット町家ヒノコにあります「どんぐり火鉢」の製作をお願いしました。
製作工程を簡単にご紹介します。まずは、材をチェンソーで八角形に成型します。次に、電動
カンナ(手押しカンナとも呼ばれる)で表面を平らにします。
最後は、旋盤と呼ばれる機械に材を据付け、回転している材をバイトと呼ばれるノミのような
工具でどんぐり型に成型していくのです。
どんぐり火鉢に使用する材はとても大きく重量もあるため、旋盤の主軸の金具がこげてダメに
なるほどだったとか。今後も、森の恵みを活かした作品をどんどん生み出していってほしいです。