炎の傍で、もの思うひと時 (京都府 園城さん)
夜、部屋を真っ暗にして、ストーブの炎と山々の間に昇る月とを眺めるのを楽しんでいます。
これまではエアコンを使っていましたが、ペレットストーブのほんわかとした暖かさに包まれると、とても穏やかな気持ちになります。
グラスを傾けながら炎を眺めていると、上思議とこれまでの人生の思い出が浮かんでくるのです。
それらを一つずつ思い返してみたり、若々しい心で健やかに生きていくためには、これからの人生で何に打ち込んでいくべきかをぼんやりと考えたりしています。
日中は電車の音が聞こえてくるのですが、電車が止まる時間になるとあたりは静まり返り、部屋には美しい炎と小川の水の音だけが聞こえてきて、なんとも言えません。この一瞬さえあれば何もいらない、と思える瞬間です。