◎京都市上京区　喫茶店「町家紅茶間 卯春」2011年設置　
◎機種：「エルバストーブ」（エルバ工房）※電気不使用タイプ
◎使用環境

輻射熱で家全体が暖かくなりすごく満足しています。形もとても気に入っています。店内にはエアコンもありますがお店の1階部分の主暖房として充分機能しています。（電気不使用タイプの機種のため）使い方は燃焼室にペレットを入れてバーナーで着火します。燃料の供給量はタンクの穴の開閉で調整できます。

薪ストーブと同じように白煙が出るのでお隣の方から洗濯物に煙が付いてしまうと指摘がありました。2階までだった煙突を3階部分まで延長したのですが、設置は住宅事情に大きく左右されると感じました。

ペレットストーブのことは町家の改修をお願いした材木屋さんや不動産屋さんを通じて知っていました。その後このストーブの作り手の鉄作家さんと出会い、薪ストーブしか手掛けておられなかったけれどお願いしてペレットストーブを作っていただきました。環境意識や山林活用という意識もありましたが、エルバ工房さんのストーブにひとめぼれしたというのが大きい理由です。

最初これが暖房器具だとは気づかないようで、そうだとわかると火をじっと見ていかれますね。ペレットストーブはどんな家でも設置できるものではないと思うのですが、うちのお店で見て設置されたという方が何人かいらっしゃいます。聞かれたときにお話することは、このタイプ（電気不使用タイプ）だと白煙が発生するということや燃料の問題ですね。一袋が10キロ、約1日で消費すると知るとみなさん驚かれます。