◎京都市中京区　NPO法人「気候ネットワーク」　2011年設置
◎機種：「エンプレス」（エンバイロ）
◎使用環境

輻射熱の暖かさが気持ちいいです。部屋の広さからしたらぎりぎり主暖房として使えている感じで、厳冬期は部屋が暖まるまでエアコンを併用することもあります。木の心地よい香りや炎が来客にも好評です。ストーブから離れた席は寒いようで、自然とストーブの近くで仕事をすることが多くなってきます。弁当を温めるのにちょうどいいです。たまに着火不良が起こりますが、スイッチの入れ直しで対応できますのであまり気にはなりません。

設置に関しては壁に穴を開けずに窓を利用して排気筒を出しています。窓を半分開けた状態に窓用エアコンの部材をはめてそこから排気筒を出せるように工夫しました。シーズンオフには全て取り除き窓が開くようにしています。排気をしている側が駐車場なのと、煙も30秒程度の発生ですので問題なく使うことができています。

既存の家に入れるのはハードルが高いかもしれません。使い心地はいいのですが、周りの環境にも左右されるものですので。新築への設置の方が現実的のように思えます。燃料販売店も限られていますのでうまく調達ができるかも悩むところですね。地元の木をエネルギーとして使えるということに関してはすごくいい暖房器具だと思います。