京都ペレット町家ヒノコ

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ペレットボイラー なぜ今、木質ペレットボイラーなの



導入事例レポート

今回は、竹ペレットについてご紹介します。京都市右京区京北にある、NPO法人きょうと京北バイオマス・デザインで、日ごろ行なっておられる竹の粉砕や竹ペレット製造のほか、竹ペレットを使ったバイオマス燃料の研究の様子を見せていただきました。

■NPO法人 きょうと京北バイオマス・デザイン 竹ペレット工場

バイオマス資源を有する京北から、環境整備に伴う資源供給基地と流域の持つ責務を担う。雑草の繁茂を防ぐ実験や、深刻化しつつある放置竹林の整備及び竹材の有効利用を目的とする竹ペレットや竹繊維マット(竹繊維を用いた「防草用マット」)の製造等を行なう。

きょうと京北バイオマス・デザインは、現在、解散しています。
竹ペレットの製造方法等については、新興工機株式会社にお問い合わせください。
■新興工機株式会社
http://www.kubocom.co.jp/kouki/biomass/index.html

竹ペレットを製造するにあたり、どのような竹を使っているのですか?

市内及び近郊の山から集められた竹です。

どうして京都の竹でペレットを作ることになったのでしょうか。

市の竹林整備、森林事業取り組みの一環です。今、市のあちこちで放置竹林問題が深刻化しつつあります。竹林の整備のためには、竹を積極的に有効利用することが一番。その使い道のひとつとして、製造することになりました。もともと竹が好きというのも、この取り組みのキッカケのひとつです。

竹ペレットのほかに、マットを作るなどして竹の有効利用を行なっておられるとか。

竹繊維を用いた「防草用マット」の製造も行なっています。花壇や畑の土の上にマットを敷くことで、雑草が茂るのを防ぐことが可能になるもので、やはり竹を粉砕し、繊維化したものを使っています。

竹の粉砕はどのようにして行なわれるのですか。

竹を粉砕する作業には、小型の粉砕機を使っています。小型なら、粉砕機を軽トラックに乗せて運べるので、車ごと竹林に入り込めて、実際の作業の際にも便利なんです。

竹ペレットを製造するには、粉砕だけでなく、圧縮、成形することも必要ですね。

ペレット製造機(ペレタイザー)を使います。

使用されているペレタイザーはどのようなものですか。

新興工機株式会社製(所在地:愛媛県伊予郡)のものです。操作はタッチパネル式。50mmで入れたものを15mmにし、固形、粒状化製品に成形可能です。

竹ペレットは短く小さいものですね。

竹ペレットは、主に猫、ペットのトイレ用、また飼料用としての需要があるので、この用途に応じて、長さ5mm程度の短さに仕上げてあります。

竹ペレットを用いたバイオガス実験を行なっておられるとか。

現在、京都大学からの支援を受け、バイオガスの研究、実験にも取り組んでいます。缶にペレットを入れて熱を与えることで、缶の中には炭化しながら天然ガスを発生するなどの実験を行なっています。ゆくゆくは車の燃料利用としての可能性もあるのではと考えています。

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